チーム水・日本
水の浄化、水企業の海外活動の支援、水問題を通した国際貢献など25テーマをそれぞれに掲げたチームによって、国内外問わず水問題の解決に携わる人を支援していくという取り組みである。水問題の解決に向けた行動の意思があるものなら個人からでもチームを作ることができ、個人から企業等の組織まで自由に集まりチームとして活動して良いとしている。チームの一例としては「有限責任事業組合・海外水循環システム協議会」が挙げられるが、これは複数の日本企業が集まり技術を集合させることによって、海外の水市場に進出していくことを目的としている。
水問題に関する関係庁連絡会
「チーム水・日本」など民間の協調的な水問題への活動を受けて、国は「水問題に関する関係庁連絡会」を設けた。これは内閣官房、内閣府を含む、13の省庁によって構成されており、国を挙げて水問題に取り組んでいく日本の水戦略の第一歩となるものである。